keita_shimabの日記

京都在住Webディレクターのイベント参加メモや読書メモなど。

「『迷子のコピーライター』刊行記念 日下慶太さんワークショップ」参加メモ

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帰省のないお盆休み。二日目も大阪へ。場所は枚方(この辺り、2年前の枚方ハッカソンぶり)

 

こちらのワークショップに参加。

迷子のコピーライター」刊行記念 日下慶太さんワークショップ 枚方t-Siteのポスターを作ろう

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ポスター作りに興味があったわけでは無く、仕事とは関係なくアウトプット脳(?)を動かしたかったのと、このイベントきっかけで知った日下さんのブログにハマってしまい、一度ご本人を見てみたい衝動にかられ参加。

結果、(参加動機とは関係なく)いいなーと感じたことがあったので備忘メモ。
もし自分がワークショップを開催する立場になったらこことこことここをマネしたい!くらいに思ったことを中心に3つ。

  1. 場作り
  2. 程よい難易度のお題
  3. 成果物に対するリスペクト

 

場作り

場所は枚方T-SITE インスタ映えする大きな本棚が有名なTSUTAYA

今回のイベントスペースは、その本棚がある場所でした。

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日下さんはご家族で参加。おしゃれな場所に、かわいいお子さまがいる風景と、ご本人の醸し出すラフな空気感で、とても心地よい雰囲気の中に身を置くことができました。

 

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参加者は10名前後。デザイナーやフォトグラファー、お祭り好きな方?などバックグラウンドは様々でしたが、「作る」ことに対して真剣に楽しむ方たちが集まっていたように感じました(今思えば、「日下」ブランドの成せる業だなと)。

 

※最近、「真剣に楽しむ」や「楽しもうと努力すること」は本当に大事だと思っていて...というブログもちょっと前に書いたことを思い出したので貼っときます。

keita-shimab.hatenablog.com

 

程よい難易度のお題

日下さんのコピー論やテクニックを語るようなものではなく、コピーを作るうえでのコツを共有したうえで、実際にみんなで蔦屋書店のポスターを作ってみよー!という内容。

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このお題の凄いと思ったところは、フィールドワークが課せられるところ。

実際にお店を見て回って、必要があれば店員さんに取材してもOK。

 

Startup WeekendUX KANSAIでフィールドワークの難しさを体験している私は、正直ちょっと及び腰。

...だったのですが、これが上手く設計されていて、参加者がポジティブに取り組める工夫がされていました(と、私が勝手に解釈しているだけですが)。

具体的には2点。

  1. 場所が限定されている。
  2. 取材の協力要請が事前にされている。

ポスターはオフィシャルのものでは無く、あくまでワークショップの成果物なので、街に出る必要無し。かつ枚方T-SITE内のTSUTAYAだけが対象。

さらに、本イベントの企画担当の方から、TSUTAYAで働くスタッフさんには「イベント参加者から取材されるかもしれないこと」は共有済みなので、聞かれたら応えていただける体制はできている。

 

歩き回る場所が限定的で取材も安心してできるため、参加者は「いい具合」にフィールドワークが体験できる。ほんと、上手に設計されているなぁ...(改めて。

成果物に対するリスペクト
ポスターは画用紙か何かに手書きでするのかと思っていたけれど、そうじゃない。


ポスター構成は日下さんから指定があり、ワンフォト・ワンコピー。写真は自分で撮る。
といっても各人がPCを用意する必要はなく、デザイナーさんがMac携えてスタンバってくれています。そこに写真とコピーをメールで送ればOK。写真を配置し、コピーの大きさ・フォント・配置を画面を見ながら調整。デザイナーさんが参加者の意見を取り入れつつ仕上げていきます。

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デザイナーさんをアサインしたうえで、ポスターとして(ある程度の)クオリティを担保しようとしていることには感動したし、制作工程でも日下さんは一人ひとりの相談に丁寧に応えられていたし、(参加者了承のうえ)終了時間を延長してでも「みんなが考えてくれたものをきちんと形にしたい」と、一作品ずつ丁寧に向き合っていたことがとても印象的でした。

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一人ひとりの質問に丁寧にコメントされる日下さん(ホント、すんごい丁寧な方)

 

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限られた時間の中で、参加者の成果物一つ一つにできるだけコメントを残す。

 

まとめ

割と長丁場だったことあり、正直なところ、終了時にはクタクタで、早々に会場を後にして「疲れた...帰りたい...」状態でした。

特にブログを書くつもりはなかったのですが、一晩明けてなーんか引っかかるものがあって、モヤモヤしているうちに「あー、日下さんのおもてなしに触れ、自分でも真似したいって思ってるのかも」と思い至り、忘れないようメモを残しました。

場作りや「楽しい」と感じられる課題設定(達成感はセット)、何よりも参加者の作ったものを「作品」として扱おうとされている姿勢に胸打たれ、このマインドは日々の生活や仕事に参考になるし、真似したい。と感じました。

また、もし自分がイベントを主催することがあれば、参加者をこういった心持ちにさせることができたら最高だなーと(←別にオファーも予定もないけど)。

「CSS Nite Osaka」参加メモ(主に「Webデザインシンキング」のこと)

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帰省の無いお盆休み。初日は大阪。CSS Nite(初参加)。

cssnite.doorkeeper.jp

 

イベントについて

 

CSS Niteとは(※以下サイトより)

CSS Nite(シーエスエス・ナイト)は、Web制作に関わる方のためのセミナーイベント。

当初は「CSS」を主たるトピックとして「Nite」(Night=夜)に開催するセミナーとしてスタートしましたが、現在は「Web制作者にとっ て有益であろうトピック」という広いくくりでトピック/スピーカーを選定しています(ぶっちゃけ、CSSのことを取り扱うことは少ないです) 。

2008年末からは「Season 3:スキルからセンスへ」というスローガンを掲げ、スキル寄りからの脱却を図っています。

http://cssnite.jp/about/

 

CSS Nite Osaka「All About XD」とは
Adobe XD」というツール(※後述)にフォーカスをあてたイベント。「Adobe XD」の存在を知らなかった私でも、とても楽しく話しを聞くことができました。

 

セッションをカテゴリわけすると、大きく3つ(かな)。

  • 初心者・中級者向けのデモ
  • 業務での活用事例
  • Adobeさんによる今後の開発予定チラ見せ 等

 

具体的なセッションのテーマは以下の通り。

  1. Webデザインシンキング × Adobe XD
  2. Adobe XDクイックオーバービュー~10分で把握するXDの全体像
  3. Adobe XD、最初の一歩
  4. Bootstrapありきで考えるXDでのページレイアウト
  5. ディレクターが考えるXDの導入・活用方法
  6. コミュニケーションを可視化する!XDストーミング
  7. ユーザーと歩むAdobe XDと今後の進化

 

 

Adobe XD」とは
プロトタイプからデザイン作成~メンバー間で共有・FBが簡単にできるグラフィックツール。

www.adobe.com

個人的に凄いと感じたのが、毎月何かしらアップデートされていること。常に改善されていて、今後さらに改善にブーストがかかりそう。


改善の種の1つは、ユーザーからのフィードバック。サイトに受付フォームがあって、具体的な要望や、既存機能毎に「良い」「悪い」が投票できるなど、実際に使った人の声起点で改善が繰り返されています。

 

参加して感じたこと

ツール自体の便利さやテクニックの話しはありつつ、そもそもなぜこういったツールが必要とされるのか?が気になり出し、モヤモヤ考えていました。

 

...が、よくよく思い出すとYATさんのセッション「Webデザインシンキング × Adobe XD」で、そのことは言及されていたので、備忘メモ的につらつらと残していこうと思います。

 

「Webデザインシンキング × Adobe XD」~Webデザインシンキングとは
「Webデザインシンキング」とは「デザイン思考」のプロセス。

「デザイン思考」とは、人間(ユーザー)を起点に発散と収束を繰り返し、問題を解決するアプローチ。以下、5つのプロセスから成る。

  1. 観察・共感
  2. 問題定義
  3. イデア創造
  4. プロトタイプ
  5. テスト

 

1. 観察・共感について

人間中心。ユーザーである人間を理解する(ex.ペルソナシート)

2. 問題定義について

観察から出てきた情報を基に潜在的なニーズを探る(ex.カスタマージャーニーマップ)

3. アイデア創造について

問題定義で出てきたアイデアの種をもっと具体的なものに落とし込む。チーム内の役職とか諸々取っ払って、とにかくアイデアの「量」を出す(ex.ワイヤーフレーム

4. プロトタイプについて

イデアを実際に手に触れられる形にする。これをすると後々の成果物に説得力を持たせることができる。

 

大切なのは、完成度よりもスピード
デザイン思考で大切なのは完成度ではなくスピード。とりあえず話し合うためのイメージを早々に作って思考を共通化する。PDCAを、(社内外の)メンバーの熱量が高いうちにどんどん回していくことが重要

 

まとめ

YATさんのお話は、過去に受講していた UX KANSAIで得た学びに通じるし、肌感覚でもこのアプローチの重要性が高まっている(デフォルトになっている)ことは理解。

 

世の中のニーズはどんどん多様化・複雑化していて、ユーザーは何が欲しいのか分からない、欲しいものは無い状態。

 

一方サービスの提供者側に求められるのは、潜在的なニーズを掘り起こすこと。

ユーザーに目を向けつつ、チームの集合知でサービスをデザインしていかなければならない(昔のようにエース級の個人が引っ張ったり、鶴の一声的な何かは無い)。

 

独りよがりや依存的ではなく、そこかしこのステークホルダーに適切にアプローチをする必要がある。そのためのマインドとツールが必要で、そういう意味では「Adobe XD」はいまサービス提供者側が必要としているツールとしては、非常に適しものなんだろうなぁと感じました(他のツールと比較できているわけではないのですが、今回のイベントで聞けた情報と、これだけユーザーが盛り上がっているバックボーンがあるため)。

あとはマインドとマインドを醸成できる環境作りか...(ふぅ

「リクルートの人材ビジネスで最も結果を出した伝説の営業ウーマン・森本千賀子が語る、人生を変えるキャリア戦略と営業術」参加メモ

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7月最後の週末、Impact Hub Kyoto へ。

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Impact Hub Kyotoのある 西陣産業創造會館。大正10年建築の登録文化財。獅子やら孔雀やらの彫刻がかっちょエエ。

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↓こちらのイベントに参加。 

リクルートの人材ビジネスで最も結果を出した伝説の営業ウーマン・森本千賀子が語る、人生を変えるキャリア戦略と営業術

 

  • リクルート代理店で営業経験あり
  • 転職エージェントの利用経験あり
  • 今後の人生に対するモヤモヤあり

そんな私にはうってつけのテーマ。しかも登壇者は、あの森本さん!

 

イベントに参加して、たくさんの気付きが得られました。その中でも、特に印象にのこったのは以下3点。

  1. 変化が大事
  2. 戦略が大事
  3. 大義が大事

 

森本さんが、なぜ人材ビジネスに興味を持ち足を踏み入れたのか。そこで何を想い、どう取り組むことで結果を出し続けているのか?について伺えました。

 

森本さんのこと

イントロダクションとして、森本さんご自身のお話し。

 

自分ブランド

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バリキャリなイメージのある森本さん。仕事メインの生活...かと思いきや、ライフワーク(社外活動)・プライベート(ワーキングマザー)・本業(転職エージェント)の3つを、それぞれ3分の1ずつリソースを充てているそう。

 

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ブランドビジョンは「困った時の“もりち”」。利他の精神で、困った時に頼られる存在でありたい。
1日のスタートはメールで届く相談事のチェック(毎日20件程、相談事が届いているとか!)

 

印象深かったのは、森本さんは基本的にギブ&ギブの方だけど、必要な時にはきちんと(?)他人に頼っていること。
例えば子育て。ご近所さんやママ友たちに「もりちさんは外で元気の種まきをしてきて!」とサポートしてもらい、プライベート以外のライフワークや本業に充てるリソースを確保。頼られ上手は頼り上手なのだなぁと。

 

ライフイベントとキャリア変遷

次男の誕生と旦那様のワークスタイルの変化。これがキャリアパスに大きな影響を与えることに。


リクルート人材センター(現・リクルートキャリア)入社後、営業としてどんどん実績を積み上げ、ご自身の業務も現場中心からマネジメント中心に。
結婚~2回目の出産を経て、育児休暇からいざ現場復帰というタイミングで、旦那様が所謂“転勤族”になり、平日は不在。親兄弟は遠方に住んでおり、周囲のサポートが受けられない中で「復帰前と同じくらいの時間を仕事に割くことはできない。そうなった場合、これまで従事していたマネジメント業務は無理」と判断し、再び現場(営業)へ。

 

営業の業務をこなしつつ、リクルート在籍中に個人事業主として会社の立ち上げ~法人化を成し遂げる。加えて「属するコミュニティに偏りがでないように」のポリシーで社会活動を拡張していき、現在は9つ程度の活動に参加。

 

「変化が大事」という話し

「働き方」の変化
森本さんが就職活動をしていた当時の日本は、終身雇用制、年功序列が当たり前の時代。
そんな中、偶然手にした『スカウト』という本に書かれていた、海外の「働き方」を目にして、「今後日本もこうなるのでは?」と考えるように。
本に書かれていたのは、アメリカでは転職を繰り替えし、自身のバリュー(価値)を上げていく働き方。これをサポートすることへのニーズが高まるのでは?と考え、リクルートの子会社に就職。

当時は、「転職」自体がネガティブで市場規模ももっと小さかった。
しかし今では、「転職」は当たり前のことになり、市場規模も右肩上がり。本やドラマ・映画の題材になるまでに。


また、転職に限らず「仕事」を取り巻く環境に目を向けると、今ある仕事は今後AIやロボットにどんどん代替され、とある調査では20年後に6割の仕事が無くなる、という調査結果も出ている状況。

 

いま価値あるものは、いずれ陳腐化する
転職市場だけも見ても過去20年で激変。それ以外の「仕事」を取り巻く環境についても、テクノロジーの発展により「変わるっていくこと」が大前提の世の中になる。
変化することが前提の状況において、積極的にリスクテイクし変化するべき。逆に「リスクをとらないことがリスクになる」。

 

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生き残れるのは、強いものでも賢いものでもない。「変化でいるもの」である。とは昔の偉い人の言葉。

 

「変化に対応できる力」の身に付け方

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ばくっとは「変化をたくさん経験しておく」こと。
どんどんチャレンジする。チャレンジすると必ず「修羅場」が経験できる。これを経験することで、変化対応力・レジリエンスを鍛えることができる。

 

チャレンジできる環境作り

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他部署への異動や新たなプロジェクトへのアサイン、管理職へのキャリアパスなど、とにかく今までとは違う取り組みをポジティブに受け入れる。

▼参考:森本さん自身が経験した部署異動のお話し

type.jp

 

他にも兼業や副業など「パラレルキャリア」というアプローチもある

 

パラレルキャリアで得られる「人脈」
パラレルキャリアを実践すると、「人脈」という嬉しいおまけがついてくる。
人脈を得ることで、人間力と生産性がアップする。
多くの人とで触れ合うことで人間力が上がり、また分からないことや助けてほしい時に人脈を頼ることで生産性もアップする(そのことに割り当てる自分の時間を減らすことができる)。

 

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「誰と知り合いか」ではなく「誰に知ってもらっているか(誰に頼ってもらえているか)」が大事。

 

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新鮮だったのが「未来人脈」という概念。将来なりたい自分から逆算して、そのために会いたい人をピックアップし、実際に会えるように努力するというもの。


「戦略が大事」という話し

有効なのは「選択肢を多く持つ」こと
会社が個人の面倒を見続ける時代は終わり、キャリア開発は各個人に委ねられる。
予想がつかない世の中を生き延びるためには、選択肢を多く持つことが大切。
選択肢を多く持つために、戦略的に自己の価値を高め続ける必要がある。

 

価値を高める森本メソッド

メソッドは2点。

①継続
続けることで価値が高まる。何事も一足飛びにはできない。学びを習慣化し、自身をアップデートしていく。

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順を追って段階を踏んでいく

 

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量がポイント

 

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昨日より今日、何かしら1%成長したら、1年後にはどえらいことに(!)

②マイノリティ戦略
競合の多いレッドーシャンではなく、ブルーオーシャンを狙う。
森本さん自身も、リクルート入社時は女性の営業職自体が少なく、かつ(当時は)ニッチ産業である人材ビジネスでトップを走っていた。

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今は、さらに「管理職経験」という要素を掛け合わせて、ご自身の価値を確立している。

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価値が認められる環境を知る
上記の「マイノリティ戦略」と近い話しかもしれませんが、「自分が求められている環境がどこか」を知ることも重要であると。
例に出ていたのが、野球の大谷翔平選手。
活躍の場をヤンキースではなくエンゼルスを選んだ。知名度ではなく自分の価値を発揮できる場所がどこかを知ったうえでの選択であり、この観点も重要。

▼参考:大谷翔平選手のことに触れられている記事

www.businessinsider.jp


大義が大事」という話し

仕事復帰のために生後3ヶ月で長男を保育園に預けることに。
泣くわが子に後ろ髪を引かれながら考えた「何で自分はここまでして仕事をしようとしているのか?」ということ。
冒頭の本の話はあるものの、よくよく掘り下げていくと、ご自身のお父様のことがあったと。脱サラして起業したお父様は色々苦労をされていたけれど、特に苦労していたのが“人”。
そもそも人が採れないし、採れて育成しても辞めていってしまう。そんな苦労を横で見ていたからこそ、「中小企業を応援したい。特に“人”のことで役に立ちたい」という気持ちを抱くように。


▼参考:「大義」について触れられている記事

listen-web.com

 

この想いが森本さんが仕事をするうえでの「大義」であり、高いモチベーション維持に繋がっている

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イギリスの南極探検隊の新聞広告。大義を掲げた広告に多くの応募が集まった。

 

この話しは、以前お話を伺った、Yahoo!アカデミア学長・伊藤さんの「譲れない想い」に通じるなと感じました。

keita-shimab.hatenablog.com


まとめ
さよぽんさんのグラレコで(←手抜きw)

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講演の中で挙がっていた、「我逢人(がほうじん)」という禅語。
全ては人との出会いから始まることを意味する言葉ですが、この言葉を素でいかれてい方だなという印象を持ちました。


参加者の質問1つ1つに丁寧にコメントされ、懇親会でもフランクに一人ひとりに話しかけられていて、周囲にポジティブを伝播されている方でした。

 

私は元気を頂きすぎてテンション上がってしまい、一人朝方まで飲み歩いて体重が2kg増えていたのですが、カロリー以上に得るものが多く、有意義な金曜日を過ごすことができました。(←オイ)

「企画のメモ技」ワークショップに参加した話し

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6月28日。ワールドカップ、ポーランド戦に沸く世を横目に、Impact Hub Kyotoへ。

 

\ 出版記念限定イベント/ 企画のメモ技 実践ワークショップ in京都 に参加。本を読むだけではなく書かれていることを実践するワークショップ。

 

参加して感じたことは3点。

  1. 「自分の欲求」大切に
  2. 「買う?」チェック大事
  3. 「楽しむ」努力は超大事

 

高橋さんの「企画」の生み出し方

よく「社会の課題」と言われるけれど、「個人の課題」にフォーカスする。
社会という大きなくくりではなく、“自分事”として企画に取り組むことが重要。

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なぜなら、良い企画とは「自分がユーザーになりたいと心から思える企画」であり、それはつまり自分の欲求を満たすものでなければならない。「世の中の誰か」ではなく、自分自身がお金を出してそのサービスを買いたいか?の観点が大切だから。

これは高橋さん自身の経験があって、大手おもちゃメーカーに勤められていた頃、企画には、真新しいもの・話題になりそうなもの・面白そうなことが必要だと思い込んでいた。

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でも、そういう企画は社内で通らないし、通って世に出たとしても全く売れなかった。

 

一方で、自分が「欲しい!(お金を出して買いたい)」と思った企画は、世に出るし売れる。例えば...

 

∞プチプチ

www.asovision.com

説明不要の大ヒット商品。

 

▼民芸スタジアム

ameblo.jp高橋さん自身カードゲームが好きだけど、カード持ってる人も少ないし、大人になって「○○召喚!」とか言うのも恥ずかしいし...でもカードゲームがやりたい!という欲から生まれた商品。

 

▼グーチョキパーダラピン

ameblo.jp

カードゲームで遊んでくれない人とも遊びたい!ルールが簡単で誰でもできるゲームがほしい!という欲から生まれた商品。

 

▼HATO

officegangu.com

手元のアプリをタップすると、遠くに離れたハト時計が鳴く。
思い出したときに「あなたを思い出したよ」を伝えられる。
用事が無くてもつながれる。つながることで、幸福感が積みあがる。

 

ざっと高橋さんご自身のお話を聞いたうえで、本日のワークショップのテーマ発表。

 

本日のテーマ:「自分の欲求に気付き、メモしよう」

仕事に追われていると、「時間がほしい」「疲れをとりたい」といった負の解消にばかり目がいってしまうけど、それは本質ではない。

生活の中で生まれる欲求。日々生まれては消えていく、忘れかけている「あれがほしい」が大切。それを、今日はできるだけ思い出す。

 

何が欲しいんだっけ?

各自で自身の「欲しい」を洗い出し、企画を考える。チームで共有&フィードバックし合い、各自の企画をブラッシュアップ。最終的には、代表者を1名決めて、各チームごとに発表するという流れ。

普段何が欲しいと思ってるんだっけ???と、とりあえず思いつくまま書き出してみます。

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(個人的には「赤ちゃんうんち予報」がほしい。赤ちゃんとのお出かけに超便利そう)

 

自分の欲望に気付くためのポイント

欲望って、何となく他人に言えないこと(ちょっと恥ずかしいこと?)に繋がってますよね...ということもあり、高橋さんからアドバイス。以下3点を意識するように、と。

  1. 正直に
  2. 自分を見つめ
  3. さらけ出す

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(最終的な欲望は「太っていることを肯定してくれる服」に!)

 

各チーム、企画の発表

各チームから代表者を選び、発表し合います。面白いなと感じる企画ばかりでした。

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高橋さんの進行で良いなと思ったのが、発表された企画ごとに「売り上げ」を記録していたところ。

企画者はアイデアに値付けをする。その値段でサービスを利用したい!と思った参加者に挙手をしてもらう。そうすることで、企画ごとに「売り上げ」が算出されるわけですが(企画者がつけた値段×「欲しい」と言った人の数)、冒頭で説明があった「バズると売れるは違う」ということが強烈に意識付けられる格好となりました。

 

 楽しむ努力

今回のワークショップでとても印象的だったのが、おもちゃや企画の話しをしている高橋さんが、とても「楽しそう」にしていること。

「企画」と言うと、何か小難しい、一部の特殊能力を持った人だけが取り組むことのように捉えてしまうけれど、そうじゃない。

「企画」とは、本質的には(自分の欲求をベースとした)楽しいことだし、難しく感じてしまうのは、取り組み方を知らないだけなんだよ、と仰っていると解釈しました。

 

一方で、例えば私の会社はWebの受託開発をしているのだけれど、クライアントワークをどれだけ「自分の欲求」とできるか、それをどこまで「楽しめ」るか。どうすればそうなれるのか。この理解にはもう少し時間がかかりそう。

 高橋さんは、このあたりのことにも触れられていて、「摺り合わせ」「拡大解釈」というキーワードで話されていました。本もまだ途中なので、最後まで読み進めればこのことが理解できるのかな(←早よ読め)。

読書メモ vol.6『キングダム 最強のチームと自分をつくる』「信(ビリーブ)」について

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Yahoo!アカデミア学長・伊藤羊一さんの『キングダム 最強のチームと自分をつくる』

若手・中堅クラスの悩めるビジネスパーソン向けに書かれた本の読書メモ。

6つの構成要素のうち、6つ目の「信(ビリーブ)」について。

 

ばっくりとは“自分も他人も信じよう”という、伊藤さんからのメッセージ。


※この本で書かれていることと、このブログで書いていること。

  ① 志(ビジョン) の話し

  ② 行動(アクション)の話し

  ③ 精神力(マインド)の話し

  ④ 仲間(チーム)の話し

  ⑤ 話力(スピーチ)の話し

  ⑥ 信(ビリーブ)の話 ←ココ

まずは「志(ビジョン)」を持ち、「行動(アクション)」に移す。そして行動し続けるために「精神力(マインド)」を鍛える。

そのうち、より大きなことを成すために「仲間(チーム)」をつくる。チームに対しての説得力を持つために「話力(スピーチ)」を身に付ける。そして最後は、「信(ビリーブ)」。仕事や人生に臨む信念、信じる力。

 

 人が本質的に持つポジティブさや、人に対する愛を、もっともっと意識しよう。

伊藤さんが、Yhaoo!アカデミアやグロービズで多くの人と対話して感じるのは、誰もが皆、自分や他人に対するポジティブな思いや愛があり、最後はポジティブでありたい、周囲に対して愛情を持って接したい、そう思っている人が多いということ。

きっと世の中はよくなる、というポジティブな思い。そして周囲の人たちに対する愛情。この「光」を自分の心の中に意識できている人は、その「光」を輝かせようと生きるし、意識できないと、世界や人のことをどのようにとらえたらいいかわからず、苦しむ。

きっとみな、この光を持っている。目立たないのは、気づかないでいるか、生きるなかでつらい思いをして消そうとしてしまっているか、どちらかなのではないだろうか。

 

人の中にあるポジティブ。そこにスポットライトをあてようよ、と。

 

人は世の中をより良くするために生きている

伊藤さん的「人は何のために生きているのか」の問いに対する答え。

これまで本書では、どうやって自分を見つめ、どのような志を持ち、どのように人を巻き込み、その志に向かっていくか、話しをしてきた。

それは何のためか。私たちは、何のために生きているのか。何のために仕事をするのか。

それは、世の中をよりよくするため、である。

 

例えば仕事でも、「お金持ちになりたい」「評価されたい」というように、最初は“自分のために”に重きを置いてもいい。

ただそうして仕事を続けていると、そのうち周囲からの期待が高まり、その期待に応えていくと喜んでくれる人が増える。そうなると「仕事は全て、世のため人のためになるのだなぁ」ということに気付く。

 

まとめ(でもないけど)

人は一人では生きていけない。一人で成せる事等無い。という、当然だけれど忘れてしまいがちなことに、改めて気付かされました。

周囲にポジティブな影響を与えられるよう、まずは自分が健全に、健やかに在れる状況を作らないと。

 

読書メモ vol.5『キングダム 最強のチームと自分をつくる』「話力(スピーチ)」について

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仕事をするうえでは、聞き手に理解してもらい、動いてもらうための「話力(話す力、語る力)」が必要だ。
自分が思うままをそのまま話しても、聞き手には伝わらない。

 

Yahoo!アカデミア学長・伊藤羊一さんの 『キングダム 最強のチームと自分をつくる』 。若手・中堅クラスの悩めるビジネスパーソン向けに書かれた本の読書メモ。

 

6つの構成要素のうち、5つ目の「話力(スピーチ)」について。

話力(スピーチ)には3大極意があるとのこと。


※この本で書かれていることと、このブログで書いていること。

  ① 志(ビジョン) の話し

  ② 行動(アクション)の話し

  ③ 精神力(マインド)の話し

  ④ 仲間(チーム)の話し

  ⑤ 話力(スピーチ)の話し ←ココ

  ⑥ 信(ビリーブ)の話

 

まずは「志(ビジョン)」を持ち、「行動(アクション)」に移す。そして行動し続けるために「精神力(マインド)」を鍛える。

そのうち、より大きなことを成すために「仲間(チーム)」をつくる。チームに対しての説得力を持つために「話力(スピーチ)」を身に付ける。そして最後は、「信(ビリーブ)」。仕事や人生に臨む信念、信じる力。

 

①人に伝える言葉は、「スッキリ」「カンタン」に

キングダムより。

「全軍 前進」
このたった一言で、歩兵たちは戦う者の目に変わり、雄叫びを上げ士気が高まった。

人は多くの情報を一度に処理できない。そのため聞き手の心を動かすためには、言いたいことは「スッキリ」「カンタン」に言おう。というお話し。

 

「スッキリ」

スッキリ物事を言う時のポイントは3つ。

  1. 最初に結論を言い、根拠を後から言うようにする。
  2. 「~と思う」「~と考えられる」といった言葉を避け、断定してしまう。
  3. 「徹底的に」「しっかり」といった、程度を表す言葉はなるべく使わない。

 

「カンタン」
難しい言葉は使わない。誰でも簡単に理解できる言葉をチョイスする。

あなたは、つい難しい言葉を使ってしまわないだろうか。難しい、抽象的な言葉を使えば、楽に説明できるかもしれない。また、自信がないときは、難しい言葉を使ってごまかしたくなるかもしれない。しかし、それでは聞き手が迷子になってしまう。

 

 ②「ロジカル」に

仕事で必要なロジカルとは「意味がつながっていればいい」。 

何かを主張する時には、必ず「主張(結論)」がある。結論には「根拠」がある。

その、主張と根拠の意味がつながっていて、構造が分かりやすいこと。必要なのは、これだけだ。

つまり、以下3点さえあれば「話すストーリーをロジカルに」することができる。

  1. 主張がある
  2. 根拠がある
  3. 主張と根拠が分かりやすくつながっている

 

③言葉に力を宿らせる(※実態の無い精神論的な話しではなく)

 言葉に力が宿って初めて人が動かせる(力の宿らない言葉では、人は動かせない)。

では、「言葉に力が宿る」とはどういうことか?

それは、「聞く人が具体的なイメージを持てる」こと。

 

「私たちは“ここ”を目指す」「私は“こんな世界”を目指したい」。

聞き手が、“ここ”や“こんな世界”を具体的にイメージを描くことができれば、話しての思いに賛同し、動いてくれる可能性が高まる。

 

言葉に力を宿らせるために、簡単にできること

聞き手に具体的なイメージを持ってもらうために簡単にできることが2つある。

1つめは、動画や写真、絵を活用すること。

2つめは、「例えば...」と例示しながら語ること。

 

その他

上記3大極意は超大事。上記を踏まえたうえで、他にもポイントがあるそうで。

 

記憶に残り続けるための「キーワード」化

何かを語るときに、内容を「スッキリ・カンタン」「ロジカルに」「具体的なイメージを持ってもらう」。これでその場は盛り上がる。

だが、これでは不十分。なぜなら人は忘れる生き物だから。

聞いてくれた人の忘却曲線を緩やかにするための工夫が必要。それは、内容に合わせ、聞き手が覚えやすい「キーワード」を示すこと。

キーワード化することで、人は覚える。

そして、そのキーワード(伝えた内容)が成果を出し、実績が伴うと「あの○○のことね」と、そのキーワードがアイコン(目印)化し、より覚えてもらいやすくなり、どんどん流通していく。どんどん流通することで、忘れるどころか、強く他人に意識付けられる。

 

情熱

1963年 キング牧師の “ I have a dream ”のスピーチ。

2007年 スティーブ・ジョブズiPhone発表。

2016年 オバマ米国元大統領の広島訪問での「核なき世界へ」のスピーチ。

心に残るプレゼンを行う話し手は、みな心からそこに情熱を感じている。

では、言葉に情熱を込めるためにはどうしたらいいか。

発音や声量ではない、語る内容を、世界で一番、自分が好きになればいい(自己暗示でもいい。自分が成したいことを、世界で一番好きになればいい(なる努力をするべき))。

 

自信を持つ。自身を持つために徹底した準備をする

 これは書かれている通り。徹底的に準備をすれば自信がつく。例えば大切なプレゼン。徹底的に練習する。練習は裏切らない。本番で緊張はするものの、勝手に口が動く。

 

一人ひとりに声を届ける

Yahoo!の「1on1ミーティグ」ではないけれど、説得力のあるコミュニケーションは、「1対1」から生まれる。

例えば伊藤さんご自身の話し。

数百名や1,000人規模の講義でも、できるだけ、聞いている人がどんな表情で何を求めているかを想像しながら、可能な限りその会場にいる人たち、一人ひとりに語りかけようとする。聞き手が迷子にならないように。一人ひとりに言葉を届けるために。

 

まとめ(ではないけれど)

個人的には、とにもかくにもアウトプットが大切派。自分の思いを外にだす(外化)することで、他者からリアクションがもらえたり、自分自身の頭の中を客観的に見ることができる。

なので、この「話力(スピーチ)」のパラグラフは、とても興味深く読み進めることができたし、大切な事がたくさん記されているなぁ、お話し上手になりたいなぁ、思いを伝えたいなぁ....はよコレ読も。。。

読書メモ vol.4『キングダム 最強のチームと自分をつくる』「仲間(チーム)」について

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Yahoo!アカデミア学長・伊藤羊一さんの 『キングダム 最強のチームと自分をつくる』 。若手・中堅クラスの悩めるビジネスパーソン向けに書かれた本の読書メモ。

6つの構成要素のうち、4つ目の「仲間(チーム)」について。


※この本で書かれていることと、このブログで書いていること。

  ① 志(ビジョン) の話し

  ② 行動(アクション)の話し

  ③ 精神力(マインド)の話し

  ④ 仲間(チーム)の話し ←ココ

  ⑤ 話力(スピーチ)の話し

  ⑥ 信(ビリーブ)の話し

 

まずは「志(ビジョン)」を持ち、「行動(アクション)」に移す。そして行動し続けるために「精神力(マインド)」を鍛える。

そのうち、より大きなことを成すために「仲間(チーム)」をつくる。チームに対しての説得力を持つために「話力(スピーチ)」を身に付ける。そして最後は、「信(ビリーブ)」。仕事や人生に臨む信念、信じる力。

 

平時は After You,有事は Follow Me

リーダーがチームを巻き込んで動かすうえでの1つのヒント。
ここぞと言う時、自ら先頭に立って突っ込んでいく勇気が必要。

 

現場の最前線に立つことの重要性
ただし「その時」がきたらすぐに実行できるわけではない。

だから、常日頃から、現場の最前線に立ち続けることが大事だ。その経験の積み重ねが、行動力になる。

 

個々の最大パフォーマンスを“がっちゃんこ”すれば最大の成果が生まれる...ということではない

私たちはつい、それぞれの得意分野で分業し、後からそれを合わせればいい、と勘違いしてしまう。

いつぞやの読売巨人軍。いつぞやのレアル・マドリード。個人が最高のパフォーマンスを発揮すれば無敵だろう、と「銀河系軍団」をつくりたくなるが、それではうまくいかない。


では何が必要か?

みなで協力して、同じ目的に向かうことが必要。

自立した個人が、「1つの目的」のために力を束ね行動する。

 

これが必要。これを以って「ワンチーム」になれる。


「対話」の重要性

キングダムの中のエピソード。住民たちを民兵化して戦わなければならない状況で、疲弊しきった民兵たちのもとへ、国王(政)が出向き、一人ひとりに声をかける(第32巻「巡回の夜」)。
しばし状況を聞いた国王が、「明日の夜も語らうぞ」と言い、去っていく。これによって民兵たちは士気を上げ、明日の夜の国王との対話を楽しみに、翌日も戦うという話し。

優れたリーダーは、メンバーと「たくさん対話すること」で信頼関係を高めている。

「対話」は1対1がベース。メンバー全員とのMTGでもなければ、結論を出す「議論」でもない。

政は、民兵たちのなかに入り、分け隔てなく、一人ひとりと語り合った。これにより、「権力者」と「支配される側」の関係から脱して、信頼関係が育まれていったのだ。

 

「打ち上げ」をバカにしちゃいけない

ロジックで整理するのが「振り返り」、感情で整理するのが「打ち上げ」。いずれも重要だ。

 

チームビルディングにおいて、打ち上げが大事ですよ。という話し。
打ち上げをすることの意図は3点

  1. まずは、気持ちのけじめをつけるため。
  2. そして、仲間で成果や失敗を共有するため。
  3. さらに、チームとしての結束を固めるため。

チーム活動は終わらない。成功も失敗もそのまま続けると後に引きずる。いったん断ち切って、新たな気もしで明日に向かうため、気持ちを開放させる。
次に、失敗も成功も全員で共有する。特に失敗はみんなで辛さを「薄める」必要がある。
最後に、ワンチームになるため同じゴールに向かって「協力し合う」マインドを醸成する。

 

まとめ
メンバーを率いるリーダーであれば、厳しい状況で最前線に立ち(立てるように準備し)つつ、メンバーと対話を重ねてながら行く先を擦り合わせていく。そんな感じなのかな。

そういや、ただの人の集まりからチームになるためには、各人が努力する必要があるらしいよって昔ブログで書いてたことを思い出しました。

keita-shimab.hatenablog.com

 

ひとりで事を成すことなんてあり得ないので、死ぬまで向き合うテーマなんだろうなぁ。