筋トレが最強のソリューションである(読書?メモ)
会社の子がくれた本。
『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』
表紙とコピーの印象だけでナメてましたが、いやいやこれまた。適度にふざけて適度にエエこと言うてる本でした(笑)。嫌いな人もいるだろうけど。
ばっくりとは、筋トレ最高!って言ってる本ですが、その根拠がちゃんと(かな?)書かれている本。
● 本に書かれていたこと
- 「悩んだ時は筋トレって、一時的に気分がスッキリするだけで悩みの根源は断てない」。はぁ?ほとんどの悩みは根源なんてない気分的なものですよ。筋トレをすると、テストステロンを中心とした色んなホルモンが総動員して分泌されそれに気付かせてくれる。
- 筋トレは現状把握→プラン作成→実行→アセスメント(評価)→更なる成長に向けたプラン作成というサイクルでレベルを上げていく。このサイクルは学業、ビジネス、私生活など他の分野にも応用できる。マッチョは筋トレを通して成果を上げる方法論を身につけている。
- 思考や態度はそう簡単に変えられない。筋トレして体を変えてみよう。器が変われば自然と中身も変わってくる。自己啓発系のセミナーが安い内装リフォームだとしたら、筋トレは建て替え新築だ。
- 仕事が忙しい。睡眠不足。ジムをサボる理由はいくらでもでてくる。そんな時は思い出せ。筋トレは筋肉を鍛えるだけの行為じゃない。嫌な事から逃げ出さない精神を鍛える行為だ。「ジムに行きたくない」と思ったらチャンス。気分を意志力でねじ伏せて筋トレしろ。司令塔は意志力と筋肉だという事を教えてやれ。
- 陰口をいくら叩いたところで下がっていくのはそいつの評価じゃなくて君の評価だ。陰口に代わるストレスの捌け口として筋トレという革新的ソリューションがあります。
- 筋トレで得られる謎の○○感。①上司・取引先をその気になれば絞め落とせると思うと得られる余裕感/②友達いなくてもダンベルいるしという一匹狼上等感/③ジムさえ行けばQOLは保てるいつにでもクビにしやがれという捨て身感/④恋人にふられた夜も筋肉は成長していると思うと得られる安心感
- 筋トレ普及で日本は超回復。【高齢化・介護】老人も筋トレ→趣味と仲間ができる→寝たきり老人の激減→介護費用削減/【少子化】筋トレ→魅力的な男女の増加→結婚率UP→出生率UP/【経済】筋トレ→テストステロン→経済活性化/【犯罪】筋トレ→町中にボディーガードみたいな男共が増加→犯罪減
あと、筋トレから派生してエエお言葉も。。。
- 世の中が平等じゃない事なんて分かりきった事。環境のせいにして文句たれるか、不平等を飲み込んだうえでどう勝ち上がるか考えるかは君次第。配られたカードに文句言っても仕方ないから勝ち方考えろ。
- 「英語話せるようになりたい!(※単語は暗記したくない)」「痩せたい!(食事制限や筋トレはしたくない)」「成功したい!(留学とか大学院とか大それたことする気は無い)」みたいなのが多過ぎる。価値あるものは手に入んよ。
● 本を読んで思ったこと
筋トレすげっ!って思ったこと以外では、、、
何を言うかではなく誰がいうか
著者は実は昔肥満児で筋トレで人生が変わったとのこと。そういう人の言う言葉はストーリーがあって、なんか聞いちゃう。例えば、僕の大好きな中堅どころ(キャリアは割りと上)の熱湯大好きお笑い三人組。その中の筋トレとお肉をこよなく愛する方がいらっしゃいますが、その方が同じこと言っても「へ~」くらいにしか感じないだろうなと。
これを自分ごととすると、自分の言葉に重みや納得性を持たせたいのであれば、自分の経験談か、経験なくてもそれを凌駕するくらいの熱意がないとダメなんだろうなと。
「努力は報われる」ただ、正しい努力しようね
基本スタンスは「努力は報われる」派なんだけど、捉えようによっては、作業が目的化したり、あまり頭を動かさず手を動かして自己満足する(時間かけても成果でない)ケースってよくあるよな。正しく努力しよっと。
「おもしろい」って大事
マッチョ社長語録メタファー。短くておもしろくてサクサク読める。気軽に読める。試してみようって思う。これもある種の UXなのだろう。