手本と手順書の両方を使う(『成功する練習の法則』読書メモ vol.15)

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山本五十六氏の名言の最初の方「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ(続く)」を思い出した。

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↓こちらの本の42の法則のうち、15番目の法則。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

実際のロールプレイング(※要フィードバック)とマニュアルの両方を使うが吉と。

 

とある新卒の超優秀なデニスの例。非営利団体の開発事業部に就職。めきめきと頭角を現し、上司も一目置く存在に。意欲もある彼女に上司が新たな仕事を。それは出資してくれそうな人に電話をかけて、団体への関心を調査するというもの。

ところが彼女は電話が超ニガテ。

それを察した上司は、電話が得意なヘレンと練習する時間を設けた。

ヘレンはまず電話のかけ方をいくつかに分類して、概略を「手順書」にまとめ、それぞれに自分の話し方の例をつけた。その手順書を使ってデニスと話し合い、質問に答え、柔軟性があるところと、ないところ(つまりデニスがアドリブを入れていいところ、いけないところ)を説明した。そのあとへレンはデニスのために「手本」を示した。あらかじめ受け答えを練習しておいてもらった同僚に電話をかけ、一通りの流れを見せた。さらにそれを録音して、デニスと話し合うときに、必要な箇所がすぐ再生できるようにした。

 

私が新卒時に勤めたいた会社では電話でアポイントをとる業務が必須でした。上司にロールプレイングをしてもらっていたのだけれど、それがどこか恥ずかしく、どこか「(こんな出来レースで)意味あるのか?」と思ったけれど、実際に回数を重ねると、本番の電話でも緊張せず、緊張しなければ心に余裕が生まれて色々話せた経験があります。

 

ロープレって、大事ね。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

 

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