手本をそのまままねさせる(『成功する練習の法則』読書メモ vol.19)

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僕は落書きが好きで小学校のころよく絵を描いていた。週刊少年ジャンプを開き、キン肉マンドラゴンボールを描きまくっていた。その経験から、絵の上達は模写することだって理解した。それと近い話し。

 

↓こちらの本の42の法則のうち、19番目の法則。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

上達の近道は、手本をそのまままねすることであると。

 

人間誰しも子どもの頃は「大人のまね」ばかりしていた。でも、いつの頃か成人するにしたがって、独自性を重視し、正確なものまねを低く評価する。ものまねから抜け出すように人を訓練する。

 

多くの人は手本を示されると、自分なりの解釈を加えるべきだと感じる。

学習者の中には手本に自分なりの解釈を取り入れようとして失敗し、実行方法ではなく自分に当てはまらないせいだと勝手に考える人もいる。

 

明らかに技術的なスキル(コンピューターの基盤を入れ替える等)はそのまままねるべきだし、一見ソフトスキルに見えるもの(プレゼンや人とのやり取り等)も、技術的なスキルとして扱えば、もっと簡単に学ぶことができる。

手本をまねるだけでいいと言えば、学習者の自由や創造力を押しつぶしてしまうのではないかと思うかもしれない。しかし実際には、見たことをそのまま行い、考えるより行動し、簡単に成功を目にすることで、人々はより自由になり、そこから優れたパフォーマンスと、さらには創造性がうまれるのだ。

 

昔、コピーライターの先輩にどうやったらうまくプレゼンできるか聞いたとき、「自分が一番プレゼンが上手いと思う人の真似をしている」と言っていた。

当時はイメージトレーニングの一種と解釈したけれど、おそらくそうではなく、本当にママまねをされていたのだろうなと想像。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

 

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