「企画のメモ技」ワークショップに参加した話し

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6月28日。ワールドカップ、ポーランド戦に沸く世を横目に、Impact Hub Kyotoへ。

 

\ 出版記念限定イベント/ 企画のメモ技 実践ワークショップ in京都 に参加。本を読むだけではなく書かれていることを実践するワークショップ。

 

参加して感じたことは3点。

  1. 「自分の欲求」大切に
  2. 「買う?」チェック大事
  3. 「楽しむ」努力は超大事

 

高橋さんの「企画」の生み出し方

よく「社会の課題」と言われるけれど、「個人の課題」にフォーカスする。
社会という大きなくくりではなく、“自分事”として企画に取り組むことが重要。

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なぜなら、良い企画とは「自分がユーザーになりたいと心から思える企画」であり、それはつまり自分の欲求を満たすものでなければならない。「世の中の誰か」ではなく、自分自身がお金を出してそのサービスを買いたいか?の観点が大切だから。

これは高橋さん自身の経験があって、大手おもちゃメーカーに勤められていた頃、企画には、真新しいもの・話題になりそうなもの・面白そうなことが必要だと思い込んでいた。

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でも、そういう企画は社内で通らないし、通って世に出たとしても全く売れなかった。

 

一方で、自分が「欲しい!(お金を出して買いたい)」と思った企画は、世に出るし売れる。例えば...

 

∞プチプチ

www.asovision.com

説明不要の大ヒット商品。

 

▼民芸スタジアム

ameblo.jp高橋さん自身カードゲームが好きだけど、カード持ってる人も少ないし、大人になって「○○召喚!」とか言うのも恥ずかしいし...でもカードゲームがやりたい!という欲から生まれた商品。

 

▼グーチョキパーダラピン

ameblo.jp

カードゲームで遊んでくれない人とも遊びたい!ルールが簡単で誰でもできるゲームがほしい!という欲から生まれた商品。

 

▼HATO

officegangu.com

手元のアプリをタップすると、遠くに離れたハト時計が鳴く。
思い出したときに「あなたを思い出したよ」を伝えられる。
用事が無くてもつながれる。つながることで、幸福感が積みあがる。

 

ざっと高橋さんご自身のお話を聞いたうえで、本日のワークショップのテーマ発表。

 

本日のテーマ:「自分の欲求に気付き、メモしよう」

仕事に追われていると、「時間がほしい」「疲れをとりたい」といった負の解消にばかり目がいってしまうけど、それは本質ではない。

生活の中で生まれる欲求。日々生まれては消えていく、忘れかけている「あれがほしい」が大切。それを、今日はできるだけ思い出す。

 

何が欲しいんだっけ?

各自で自身の「欲しい」を洗い出し、企画を考える。チームで共有&フィードバックし合い、各自の企画をブラッシュアップ。最終的には、代表者を1名決めて、各チームごとに発表するという流れ。

普段何が欲しいと思ってるんだっけ???と、とりあえず思いつくまま書き出してみます。

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(個人的には「赤ちゃんうんち予報」がほしい。赤ちゃんとのお出かけに超便利そう)

 

自分の欲望に気付くためのポイント

欲望って、何となく他人に言えないこと(ちょっと恥ずかしいこと?)に繋がってますよね...ということもあり、高橋さんからアドバイス。以下3点を意識するように、と。

  1. 正直に
  2. 自分を見つめ
  3. さらけ出す

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(最終的な欲望は「太っていることを肯定してくれる服」に!)

 

各チーム、企画の発表

各チームから代表者を選び、発表し合います。面白いなと感じる企画ばかりでした。

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高橋さんの進行で良いなと思ったのが、発表された企画ごとに「売り上げ」を記録していたところ。

企画者はアイデアに値付けをする。その値段でサービスを利用したい!と思った参加者に挙手をしてもらう。そうすることで、企画ごとに「売り上げ」が算出されるわけですが(企画者がつけた値段×「欲しい」と言った人の数)、冒頭で説明があった「バズると売れるは違う」ということが強烈に意識付けられる格好となりました。

 

 楽しむ努力

今回のワークショップでとても印象的だったのが、おもちゃや企画の話しをしている高橋さんが、とても「楽しそう」にしていること。

「企画」と言うと、何か小難しい、一部の特殊能力を持った人だけが取り組むことのように捉えてしまうけれど、そうじゃない。

「企画」とは、本質的には(自分の欲求をベースとした)楽しいことだし、難しく感じてしまうのは、取り組み方を知らないだけなんだよ、と仰っていると解釈しました。

 

一方で、例えば私の会社はWebの受託開発をしているのだけれど、クライアントワークをどれだけ「自分の欲求」とできるか、それをどこまで「楽しめ」るか。どうすればそうなれるのか。この理解にはもう少し時間がかかりそう。

 高橋さんは、このあたりのことにも触れられていて、「摺り合わせ」「拡大解釈」というキーワードで話されていました。本もまだ途中なので、最後まで読み進めればこのことが理解できるのかな(←早よ読め)。