「〝Lead the self〟 Yahoo!アカデミア学長 伊藤羊一さんが語るリーダーシップ、キャリア論」参加メモ
5月11日(金)。Yhaoo!アカデミア学長 伊藤羊一さんの「リーダーシップ論」を聞くため、Impact Hub Kyotoへ。
Impact Hub Kyotoのある 西陣産業創造會館。大正10年建築の登録文化財。
参加したイベントは↓こちら。
〝Lead the self〟 Yahoo!アカデミア学長 伊藤羊一さんが語るリーダーシップ、キャリア論
伊藤さん(まさか京都でお話しが聞けるなんて!)
「1分で話せ」Tシャツほしい...
はじめに
冒頭にイベントの主催者である小室さんから。
人生100年時代に入り『働く喜び』が重要になっている。『働く喜び』は「成長欲」との相関が強く、成長・学びの場、より多くの人と緩く繋がる場として「Personal Compass Academy」を企画。今回はその第一回目の開催。
運営・小室さんのイントロダクション
▽[参考]働く喜び調査報告書(リクルートキャリア:2018年3月)
〝Lead the self〟リーダーシップ、キャリア論
第一回目のスピーカーはYahoo!アカデミア学長 伊藤羊一さん。テーマはリーダーシップ。ご自身のこれまでの経験を踏まえ、「リーダーシップ」をどう解釈しているか?を共有いただきました。
リーダーシップとは?
リーダーシップでポイントになるのは、どう他人をリードするのか?ではなく、「自分の譲れない思いを知る」こと。
自分自身が熱狂しなければ他人を巻き込むことはできない。熱狂の基となる「自分が譲れない思い」を知ることが重要(とのこと)。
「思い」を醸成すのは「経験」
ではその「思い」は何によるものなのか?それは、自分自身が積み重ねてきた「経験」。
これまでの人生の中で何があってどう感じてどう行動を起こしたのか?その過去の経験が、今の自分の思想・行動に影響を与えている。
伊藤さんの「譲れない思い」
- 人は変われる。
- 全てはフラットである。
- 仲間が大事である。
20代でうつ病を経験。その後も苦しい時期を経験したものの、今は天職と感じる仕事に就かれている。
そんな伊藤さんご自身の経験から生まれた「譲れない思い」がこの3つ。
本当に苦しい・辛い時期はありながらも、周囲のサポートを受けながらこんなにも変われた。苦しい時期、「他人と目を合わせることもできなかった」時代もあった。その時の自分も、Yhaoo!アカデミア学長である今の自分も、どれも自分。全ての人がリスペクトされるべきであり、全てがフラット。
さらに、ご自身が辛い時助けてくれたのは仲間だった。一方で、辛い状況に陥るトリガーを引いたのも仲間だった。その経験を経て、「仲間を大事にしたい」(仲間に裏切られたくない)と考えるように。
未来に向けて、何をするのか?
自分が変われば、他人が変わる。他人が変われば、社会が変わる。
規模の大小は関係ない。どんな小さなことでも、チームとして何か取り組み、それが他人に影響を与える。そこかしこで影響し合い、社会は動いている。
自分の思いが過去の経験によって形成されるのと同じように、未来の自分は今の自分の延長線上にある。未来を変えたければ、今から積み上げる自分の経験を変えていけばいい。
未来は与えられるものではなく創るもの。
未来を創るということは、自分の人生を創るということ。
自分の人生を創り出すために大切なのが、「自分の譲れない思いは何なのか?」。
まとめ
まとめは山本さんのグラレコで!(これを話しを聞きながら書き上げるなんて...本当に凄い...)
※参考:ライフラインチャート
自身の人生経験を振り返るうえで有効な手法。
横軸に時間軸を、縦軸にモチベーションの上下を書いていつ、どんなことが起きてモチベーションが上がったのか、下がったのかを明示化していく。
上がったり下がったりしたときに、何が起きてどう思ったのか?それらを一つ一つ紐解くことで、自分が大切にしていることが見えてくるとか。
※ライフラインチャートのイメージはこちらのサイトから拝借しました
▽自分らしく働くために~気付きのヒント~(ヒューマンリソシア:2016年11月)
今回のセミナーで私も始めてやってみたのですが、とても良いです!自己分析の手法として、就活や転職活動にも役立つかもなぁという印象を持ちました。
懇親会も楽しみました(この後の二次会では参加者の方のお話をじっくり伺えました)