MBSハッカソン決勝(観戦席から)
落ちたくせに忘れ物をして運営側にご迷惑をかけるという(汗)。
忘れ物引取りついでに、決勝観戦席も予約させていただきました(後者は後付だけどメイン)。
時間の都合で結果発表まで残れず、京都への帰路でこのブログ書いてます(ので、どこが優勝か知りません)。
3行感想
- ハッカソンでも「ユーザー体験」
- 作れる人が、一番偉い
- 地道な検証、心に響く
審査員からの質問で気になったのが
- 「このアクションのモチベーションは?」
- 「どんなユーザー体験を想定している?」
- 「こうしてみても楽しいかも」
という実際の利用イメージを前提としたコメント。
当然っちゃあ当然だけど、ハッカソンに限らず、企画っぽいことをするうえで結構抜けがちな観点かと。
で、実際動くものを見ると、ほんと感動!
どのチームもアイデアソンで見ていたので完成形は何となくイメージできたものの、やっぱり動くものを見ると、印象もだいぶ変わる。
最後にプレゼンされていた「漫才VR」というチーム。
“ラフ次元”さんという芸人さんがプランナーを努めるチームで、VRで漫才体験ができるというもの。
“ラフ次元”さんのネタがむちゃくちゃおもしろいってのもあるけれど、デモが凄かった(会場からお「お~」の声が)。
体験者はツッコミ担当。VRのボケ担当につっこむのだけれど、つっこむ台詞を三択から選び、あと胸まわりを叩くツッコミには腕の加速度を計測、頭をはたくツッコミには手首のスナップを計測し、それを採点化するなど、随所に組み込まれたエンジニア魂にも萌えました。
ほんで作れる人が一番偉い!この1週間でこれだけのプロダクトを作ったエンジニアさん、デザイナーさんはごいごいす。
あと、漫才VRのチームとは別に、“ラフ次元”さんのツッコミ担当の方も別チームで決勝に進んでいたのだけれど、この人すごい。なんと街に繰り出し250人にアンケートをとっていた。
それを動画で流しプレゼンで使用。とても説得力のあるプレゼンでした。
テンション上がった状態で書いているので適当な文章ですが、やっぱMBSハッカソンはすごいなー。来年は決勝いきたい!
審査員、ほんと豪華Σ(゚д゚lll)
ネーミングが秀逸、林家pay。寄付苦手なジャパニーズでも気軽に芸人さんにおひねりフィンテック。
人気番組より。にわかな俳句ブームをしっかりキャッチ。句碑を訪れると人気の先生(なんだっけ?)からコメントがもらえる。
茶屋町をゾンビがハック。ゾンビを倒したりワクチン手に入れたり、ワクワクする体験イベント。
ロケに行ったお店を教えてくれて、道案内までしてくれるアプリ。デモでは実際に外に出てリアルタイム中継する行動力とエンタメ力。あと、取材したお店に対して、事前にプロデューサーの方は色々話しを聞いていて、貴重な情報を持っているという話しはトリビア。
ロボットが一緒にテレビを見てくれる体験を提供。ロボットむちゃかわいい。学生さんチーム。クオリティの高さにおっちゃんビビったよ(個人的には一番可能性を感じたチーム。学生さんのロボ愛すごく、適切な課題も貰っていた。審査員はすごい人達ばっかなのに、ほんと真剣に誠実にフィードバックしてくれる)
事前に250人にアンケート。アイデアも実装も行動力も兼ね備えたスーパーバランスチーム。
学生だけのチーム。賢いうえに熱い情熱。この子らが社会人になるのかと思うと、居心地の良い窓際探しちゃうよね。
素晴らしいプレゼン。素晴らしいアイデア。素晴らしい実装力でした。漫才VR。
時間の都合で帰路へ。
ハッカソンはやっぱり楽しい!