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GRIT「やり抜く力」~人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける~(読書メモ)

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人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」。それが『GRIT(やり抜く力)』。

成功者の共通点は「才能」ではなく「グリット」である。

「グリット」とは、物事に対する情熱であり、また何かの目的を達成するためにとてつもなく長い時間、継続的に粘り強く努力することによって、物事を最後までやり遂げる力のこと。

 

「その情熱と粘り強さを才能というのでは」と言い出したい気持ちを抑え、迷走癖のある私にとってなんとも魅力的な言葉であり、なんか流行ってるっぽいので購入。
Amazonであまり考えずぽちぽちしてたら、当日の夕方に届くという配達の早さに少し感動しつつ「これ早く読めってことだな」と思い始め、日曜午後を読書タイムに。

 

著者は元マッキンゼー出身で心理学学んだり学校の先生したりと、かなりイケてる感じのアンジェラ・ダックワース氏(TEDのスピーチはこちら

 

全部一気には読めないので、大きく3回くらいに分けてメモを残そうかと。

 

 1回めは「グリット」の必要性や有効性。
 2回めは「グリット」を自分自身の内側から伸ばす方法
 3回めは「グリット」を外側から伸ばす方法

 

、、、ってまるで私が上手く構造化したかのような書き方だけど、本の構成がそうなってたので、読み進めた順にポストします。

 

本に書かれて大事だなと思ったところと、それに対してどう感じたかを以下にて。

 

● 事実(本に書いていること)

 

・あるコンテストで優勝した子どもたちがやったことは、人より何時間も多く練習し、たくさんのコンテストに出て場数を踏んだ。


・呑み込みが悪いのによい成績を取る子どもがいる。それは、(理解は遅いのだけれど)授業中にふざけたり、よそ見をしたりもせず、ノートをしっかりとって、よく質問をする子。


・一般的に数学は、数学的な才能ある生徒ほどよくできて、数学の苦手な生徒との差が激しいと考えられている。(略)「才能には生まれつき差がある」などと決め付けずに、努力の重要性をもっと考慮すべきなのでは?生徒たちも教える側も、もう少し粘り強くがんばれるように、努力を続ける方法を考えるのは、教師である私の責任なのではないだろうか。


マッキンゼーのビジネス哲学は『ウォー・フォー・タレント(人材育成競争)』。能力お高い人材を昇進させ、一方で能力の低い人材は容赦なく切り捨てる。ただ、これを実践したいくつもの企業が業績低迷の憂き目に。例えば、エトロン。「誰よりも優秀であることを証明してみせろ」と従業員たちを煽り立てることで、ナルシストの温床ができあがり、信じがたいほどうぬぼれが強いと同時に、常に「自分の能力を見せつけなければ」という強い不安を衝動に駆られる従業員が増えすぎた。短期間で結果を出すことを何よりも重視し、長期的な学習や成長を妨げる企業文化になった。

 

・「才能」に対するえこひいきが弊害をもたらす可能性がある最大の理由は単純で、「才能」だけにスポットライトを充てることで、ほかの全てが影に覆われてしまう危険性があるからだ。「やり抜く力」を含め、実際には重要なほかの要素が全て、どうでもいいように思えてしまう。

 

・自分が「ラク」だから人を神格化する。あまりにも完璧なものを見たとき、我々は『どうしたらあんなふうになれるのか』とは考えない。その代わりに、魔法によって目の前で奇跡が起きたかのごとく熱狂してしまう。byニーチェ(!!!)


・「天賦の才を持つ人」を神格化してしまえば、張り合ってもしかたないとなり、やすやすと現状に甘んじていられる。


・「才能」とは、努力によってスキルが上達する速さのこと。一方「達成」は、習得したスキルを活用することによって現われる成果のこと。


・「今日、必死にやる」より「明日、またトライする」

 

・「情熱」とは激しい感情を表す言葉のようだが、偉業を成し遂げた人たちは「夢中でやること」「熱中すること」を語る人はいない。多くの人が口にするのは、「熱心さ」ではなく「ひとつのことにじっくりと長い間取り組む姿勢」。


・「哲学」がないと失敗する。哲学とは「あなたは人生で何をしたいのか」。これは、「グリット」の用語で言うところの「情熱」とは何か(本で紹介されていた哲学は「常により良い方法を考えてものごとに取り組む」)。

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・「グリット」がないとは、夢を実現するための最上位の目標がなかったり、中位や下位の目標を具体的に設定できていない状態(ポジティブな空想:目標を達成するための道のりをしっかりと考えずに、ばら色の未来を想像しているだけ。これでは短期的にプラスでも長期的にマイナス)。

・偉大な人と普通の人の決定的な違いは「動機の持続性」。これは4つの指標がある。

  1. 遠くの目標を視野に入れて努力している。晩年への備えを怠らない。明確な目標に向かって土録している。
  2. いったん取り組んだことは気まぐれにやめない。気分転換に目新しさを求めて新しいものに飛びつかない。
  3. 意志力の強さ、粘り強さ。いったん目標を決めたら守り抜こうと心に誓っている。
  4. 障害にぶつかっても、あきらめずに取り組む。粘り強さ、根気強さ、辛抱強さ。

 

・やり抜く力をつける 4つのステップ。1. 興味。2. 練習。3. 目的。4. 希望(※詳細は2回めの読書メモに記載)


● 解釈(読んで感じたことメモ)

 

ばっくりとは、なんかいろいろ希望が持てたし、自分次第でどうにでもなるんだなと。

 

・「情熱」は内側から湧き出るものではなく「姿勢」なんだ!

 

・神格化した方が「ラク」、にはグサリときた。20代にしてマネージャー経験のあるナイスガイと最近よく喋るのだけれど、彼は本当に努力している。今時点で僕とは格段の差があるので、僕は僕なりに努力するのだけれど、彼はそれ以上に努力するもんだから差は縮まらない。もうどうしようもないので神格化してみてるけど、本当はそれが言い訳だって(気付いてたけどね)。

 

・否定や諦めることは簡単だけど何も生まない。時間をかけて、相手を理解したり伝えたり、あと自分自身の鍛錬はぬかりなく。

 

偶然、先週会社の子と、「重要度が高く、かつ緊急度の高くないことをしないと先細りする」みたいな話しをしていました。この本を読んで何となくそのことを思い出したりしたのですが、本の中にあった「人生の哲学」ってやつが大切だなぁと思った次第。

 

とりあえず、今日はここまでー。