練習計画を立てて修正する(『成功する練習の法則』読書メモ vol.13)
教える側の大変な労力よ...
↓こちらの本の42の法則のうち、13番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
練習で成果を上げるために、計画の家庭で気をつけるべき3つのこと
- データにもとづく目標を念頭に置いて計画する
- 最後の1分まで計画する
- 計画をリハーサルして修正する
データにもとづく目標を念頭に置いて計画する
練習は大事、練習するためには明確な目標を持つべき。
一方で、自分のチームにとって正しい目標をどう選ぶのか問題がある。
ドキュメンタリー映画『女バス』。試合と練習を撮影したビデオと、生徒がそれぞれ取り組むべきスキル(マンツーマン、パス、速攻など)のデータを、毎日深夜まで分析する。
そこから個別のスキルを練習するのに必要な分数と、個人とチーム全体にとっていちばん重要なスキルを決定する。
こうした有益な統計を使って、どの選手が、どのスキルを、どのくらいの時間をかけて練習するかという細かな点まで計画を練り上げるのだ。まず目標を定め、それから目標達成に必要な反復練習を設計する。
最後の1分まで計画する
すぐれた練習計画は何事も成り行きに任せない。参加者が「次になにをするのか」の疑問の余地もない。次にどの反復練習をやりたいかと尋ねることもない。バッファも持たない。
練習を成功させる計画には、1分刻みで有益な活動が詰まっている(マヂか...)
計画をリハーサルして修正する
有望な指導者は、実際の練習より練習の準備に費やす時間の方が多い。
チームが本物の練習をするときには、どの瞬間も無駄にしない用意ができている。互いにいま何をしているのか話し合う必要はなく、ひたすら上達と成功に専念できるのだ。
書、曰く。要はどこにパワー投下するかの問題だと。(指導者側の立場に立つと)とてもとてもとーっても大変だけど、なんだかだんだん書かれていることが真理のような気がしてきた。
※そういや昔、とある人が「説明コストがかかる!」と逆上されていたが、あのお方は元気でやっていらっしゃるのだろうか...
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
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