keita_shimabの日記

京都在住Webディレクターのイベント参加メモや読書メモなど。

批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める(『成功する練習の法則』読書メモ vol.8)

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僕の働く会社ではお客様とのMTGの後に、社内で段取りをとるMTGが行われます。

実際には段取りだけではなく上司(のそのまた上司とか)からフィードバックがもらえる。これって貴重なMTGなんだなと再認識。

 

あぁ~エエ会社やなぁぁぁああ(大声)

 

↓こちらの本の42の法則のうち、8番目の法則。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

批評と修正の違い

批評はよりよいやり方を伝えるが、修正はさらに踏み込んで、できるだけすぐによりよい方法でやり直させる。

間違えたものを正しくできるようになったときだけ、「修正」ができたことになる。

 

なぜ「修正」が有効なのか

これまで指摘してきたとおり、練習はさまざまな場合での反復を通して、脳に習慣を刻み込むものである。

本番でとる行動は練習でやってきたことにほかならない。

だから、たんに間違っていると伝える「批評」はあまり役に立たない。正しくやり直す「修正」だけが、成功するための訓練になるのだ。

 

(これって、練習でニガテ意識ついたら負のループにどハマリするやつなんかな...)

 

最後に、書のまとめで「いいな」と思った3つのことを転記。

  1. フィードバックのループを短くして、修正すべき行動のあと、できるだけ早く修正できるようにする。
  2. 教える心構えを保ち、問題(例えば「カットが鋭くない」)ではなく、解決策(例えば「ゴールにもっと鋭くカットする」)に焦点を合わせる
  3. 修正するときには、できるだけ本人だけに話す。人前で修正する場合には、誰もが間違う点であることをはっきり伝え、批評ではなく修正したうえで、参加者全員に同じ行動をとるよう促す。

 

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

 

Photo: https://pixabay.com/

pixabay.com

 

実践練習ではなく反復練習でこそ上達する(『成功する練習の法則』読書メモ vol.7)

とある有名な武道家が、天下一を決める武道会出場のためお師匠様の下でやったことは、武術の練習ではなく “素手で畑を耕す” ことと、“亀の甲羅を背負って牛乳配達をした”こと。という逸話がありました。

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↓こちらの本の42の法則のうち、7番目の法則。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

反復練習と実践練習

 

反復練習の目的は「スキルの開発」

ひとつのスキルに最大限集中して磨きをかける。ひとつのスキルに向ける精神的能力の最大化を目指す。

 

実践練習の目的は「評価と最終準備」

リハーサル。反復練習で得たスキルが実際に使えるかどうかのチェック。

 

前者を飛ばして後者に進むと中途半端になり上達はできない。

米国大学バスケット史上最高のコーチといわれるジョン・ウッデンの例。

ウッデンは20人の選手が5つのボールを使って、きちんと設計された予測可能な環境で練習する方が、10人の選手がひとつのボールを使って、予測不可能な実践に近い練習をするより効果があることに気付き、ほかの大勢のコーチよりあえて多くの反復練習を― そして少ない実践練習を)― 行った。

 

実践練習は楽しいことが多いけれども、手軽なので頼ってしまいやすく、明確な目標のない練習になるおそれがある。

 

 

とは言え反復練習オンリーではダメ。1つ1つのスキルを“統合”することも大事。

選手のスキルを統合するには、実践練習で教えるしかないと信じているコーチもいる。しかし、反復練習でも簡単にスキルを統合できる。すでに習得したスキルを統合するための反復練習もるのだ。

 

「素手で畑を耕してばっかじゃ不安だぞぉ」という貴殿へ。

多くの人は最初の反復練習が終わると、そのスキルを試合に取り入れたり、実践練習をやってみたくなったりするが、うまくいかないことが多い。かえって不満が募り、混乱を招く可能性がある。段階的なドリルによる練習は、あらゆる分野のチャンピオンコーチが取り入れている。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

得意分野を見つけて磨きをかける(『成功する練習の法則』読書メモ vol.6)

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得意(不得意)は相対的なものであることって忘れがち。

↓こちらの本の42の法則のうち、6番目の法則。「○○といえば彼!」ってなれば!

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

 練習する目的のひとつは、まだできないことを上手くできるようにすることだ。

ただ、もっぱら弱いほうからものを見る癖がつかないようにするこが大事。

 

ある数学教師の話し。

数学に関する知識は一部不十分だし、そこそこ几帳面だが間が抜けているところもある。教壇に立って初めて、その授業に必要だったプリントのコピーを忘れていたのに気づくこともあった。

しかし彼がずば抜けてすぐれているのは、生徒に活気を与える才能だった。エネルギッシュに進む授業でその才能を発揮すると、生徒は全力を尽くし、次から次へと喜んで問題に取り組む。

 

この事例に対して、書では「ここから導き出される結論のひとつは、ずば抜けた力を持つ教師を育てたければ、弱みをいちいちあげつらうのをやめ、強みを最大限に引き出して、弱みを霞ませるほどすばらしいものに育て上げるのに集中した方がいいということだ。」としている。

 

また、強みを強化する利点として、自分の優れているところを認識することで前向きになり、練習にさらに積極的になり、より上達できるようになる。

 

さらに、このことをチームで練習するとより効率的。どんなチームでも全員が同じ強みを共通していることはまずない。ある人の強みが他の人の手本にもなるので、チーム全体にとって価値がある。

チーム全体が恩恵を受け、強みを発揮した人は輝いて、仲間から尊敬される。本当に優れたものを見分ける同僚の目にさらされることで、活動そのもののレベルも、フィードバックの質も上がるので、その人はさらに上達する。

同僚が重要なスキルを共通の仕事で使っていることが分かって、チームの結束力は強まり、誰もが活き活きとして、最高の成果を出そうと努力しはじめるのだ。

 

良いこと尽くしだし、なんだか今風。ただ、これもチームというものを理解しないと機能しない。

とは言え、ポジティブ側に目を向ける思考は参考にしたいなー。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

目的を目標に置き換える(『成功する練習の法則』読書メモ vol.5)

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↓こちらの本の42の法則のうち、5番目の法則。練習後どうなっているかを具体的に設定する(とは言え、そんなうまく行かないし前に戻って練習し直すのはアリだよ)という話し。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

 

練習を本物の成果に結び付けたいなら、焦点を絞った明確な目標に置き換えなければいけない。

 

「目標」と「目的」の4つの違い

 

①目標は計測できる

練習が終わったときに何ができるようになっているのか、具体的に決まっていなければならない。例えば「グラウンドで20メートル離れたところからパスができる」(←練習後、実際に20メートル離れたところからパスをして、習得具合が確かめられる)

 

②目標は管理できる

例えば、パスのスキルは状況に応じた微妙な加減といった細かい技があって成り立つ。これを1時間の練習で習得はできないが、パスのほんの一面なら習得できる。パスに含まれるいくつかのスキルを具体的に把握し、毎日ひとつずつ制覇していく(つまり「管理できる」)。

 

③目標は計測できる

管理できることに加えて、専門的指導が必要。そのうえで、ごく少数の項目を正しくやることに集中する。

例えば外科の研修医に対しては「正しいやり方は、光源が切開面をまっすぐ照らし続けるようにライトを調整することだ。調整を他の人に頼むときには、チーム内で共通の合図を使う」というように指導する。

 

④練習前に決まっている

最終的に何を成し遂げたいのかを考え、その目標に到達する最善のルートを事前に探る。

 

最後に一つ(目的との違いではないけれど)

すぐれた目標は、他の目標と連動して働く。習得したスキルに他のスキルを積み上げて、より複雑なスキルが身につく。なので、スキル同士を統合する目標も設定すると吉(※統合段階で失敗することもある。その時は前に戻って同じスキルの練習に再び励むが吉)。

 

(④だけちょっと毛色が違うきもするけれどそれは置いといて)大きな目的があって、その達成のためにクリアすべき目標がある。当たり前だけど難しい話。

 

多くの場合、目的は「まだ経験していないこと」であると想像します。

経験したことであれば、具体的に「どうあるべきか」が分かるので、その途中プロセスである『目標』の妥当性の判断がつきそう。

ただ、ここで書かれているのは、まだ見ぬ領域・経験していない状態に対して、具体的なプロセスを計画し、実行し、計測し、修正していくということ。

それを実践するなら、失敗は前提だし、それをどれだけ前向きに、効率的に(次は成功するとか、小さく失敗して大きな成功につなげるとか、精神がやまないとかw)行っていけるかが重要そうだ。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる(『成功する練習の法則』読書メモ vol.4)

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↓こちらの本の42の法則のうち、4番目の法則。余裕がないと創造性も働かないと言う話し。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

反復練習によってできた基礎の上に、個性と想像力が開花する。

昨日書いた「体で覚える」の次のフェーズ。例えば、シャワーを浴びている時や歯を磨いている時。機械的にできることをやっている時に、心は創造的に考えていることが多い。

 

昨日書いたブログの図で表したようなこと。

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(反復練習で身につけた)しっかり確立したスキルと、事実にもとづく大量の知識がなければ、高次元の思考はまず生まれない。認知の飛躍、直感、ひらめきなど「先見性」にかかわる思考は、課題の低次の部分に使う処理能力を最小にして、高次のほうに割り振ることで促進される。

基本的な作業を無視するのではなく、考えずに飛び越えられるようにするのだ。

 

少し話しは逸れるけれど、とある尊敬する経営者に「意見を求められたら何も考えず、とりあえず『3つあります』と言う。3つのことはその後考える」。「何よりも一番に声を挙げるのが大事。とりあえず手を挙げろ」と言われたことを思い出しました。

 

尊敬している人なんで従順に教えを守ろうとしていましたが、なんとなくミスリードしていたなぁと。

「3つありますって言う」ことが大事なのではなく、「考えなくても3つのことが言えるよう、努力(状況把握能力や概念化の能力、表現力・話し方などなど。諸々の力を高める努力)をしろ」ってことだったのだな(そりゃそーだ)。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

SingularityU X night Meetup(iPS細胞×マイクロ工学=「Body on Chip」(ボディ・オン・チップ))

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SingularityU Kyoto 主催の ↓こちらのイベントに参加

www.facebook.com

 

スピーカーは京都大学の亀井先生。

なんと、1/1000の人間を作ってしまおうという(クローンではない)、なんともワクワクが止まらないことを実現しているお方。

www.youtube.com

 

iPS細胞とマイクロ・ナノ工学を融合することで、動物の生理的システムを再現するマイクロチップ「Body on Chip」(ボディ・オン・チップ)を開発されています。

iPS細胞で体内の組織細胞を準備し、マイクロ・ナノ工学の知見で組織・細胞に最適な構造を作り出すことで実現する 1/1000の人間。

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この技術の凄さは、サイトから引用。

病気の原因や薬の働きを確かめるために行われている動物実験に代わる試験法だということです。つまり、この研究が進めば、薬剤に対してよりヒトに近い反応を再現できるので動物実験を行わなくてよくなるほか、地球上の多くの動物たちを救うことにつながります。また、1つの薬を開発するのに最低1000億円と10年以上の歳月など膨大なコストが大幅に削減可能という革命的なテクノロジーです。

 

夢のような技術。当然競合もいるわけで、そんな中で亀井先生の競合優位性は、このチップの中で細胞を循環が可能なこと(ポンプとバルブ...だっけかな)。

例えば癌。血液を通して転移することもあるので、臨床実験をターゲットにした場合、チップの中で循環を起こすことが重要で、これを実現しているのは世界でも亀井先生だけとか。

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普段接しない世界の方すぎて、「大先生」という印象でしたが、実際にお話しをさせていただくと、何とも気さくな方でした。

名刺交換程度の短い時間でしたが、伺った話しで印象的だったのが、この研究を始めたきっかけの話し。

ずっと「何かおもしろいこと、今までになことをしたい」という想いをお持ちだったそうです。どエラい技術の産みの親も、「想い」がトリガーでした。

何となく、大きなことを成し遂げる人は、その行動が必然性となるような特殊な体験(例えば幼い頃病気にかかって「世の中から病気をなくしたい!」と想い至る、みたいな)をしていそうだけど、そうじゃないんだなと。

 

...って、そりゃそーだ。そない特殊な体験もないだろう。。。

 

はてさて、私はいったいどんな想いでこれから何をなすのか、、、なんてことを、イベント終わりの丸太町マクドでブログを書きながらぼーっと考えてみたり。

 

テクノロジーのトレンドに触れ、人の想いに触れ、刺激をいただいた連休初日の夜でござぁした(課外活動、やっぱり大事!ハッカソン参加もそろそろ復活したい...

無意識にできるようになるまで徹底する(『成功する練習の法則』読書メモ vol.3)

例えば野球。バッターボックスにボールが届くまで0.4秒。一方でバッターが意識によって体を動かすのに必要な時間は0.5秒。でもバッターは打つ。

つまりバッターは無意識に体を動かしていて、それは練習によって為されるものである。

 

↓こちらの本の42の法則のうち、3番目の法則 “無意識にできるようになるまで徹底する” 話し。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

別で、とある教師(サラさん)の話し。サラは多くの時間をかけて、生徒に指示を出す練習をしていた。一人で繰り返し声を出し、ある時は同僚と一緒に。声を出すことで客観的に判断できるようになり、それをもとに修正を繰り返した。

結果、サラは無意識に練習したことを実戦できるようになった。

授業中、他のことを考えていても、意識せずに新しい習慣に従っていた。

 

また、同じようにとある練習を繰り返した教師の話しで

その結果のひとつとして、授業中の処理能力が増し、抽象的で知力が必要な部分に集中できるようになった。

 

なるほどぉ。必要なことは、ひとつずつ短時間で(というか無意識に)できるようになることで、次の新しいことができる。ということか。何事も一つずつ。確実に。

 

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ほんで

 

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こうなる?(実際には使っていた90のパワーが0になって、その分余力が100になるのだろうけど)

 

(ちょっと話しは逸れるけれど、「困っている人に『何で困っているの』と聞くのは愚問だ」と思う瞬間がよくあるのだけれど、困っている人と困っていない人(その状況を克服している人)との話しが平行線になりがちなのは、後者の人は“困っていること”がそもそも無意識の対象になっているから、両者の会話は噛み合わないのか。と、ひとり腹落ち)

 

※「成功する練習の法則」目次

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する