1分1秒を大切にする(『成功する練習の法則』読書メモ vol.14)

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そんな当たり前な...と思う一方で、「具体的にどういうことなのか(何をどうすることなのか)」が意外と分かっていない。

 

↓こちらの本の42の法則のうち、14番目の法則。

『成功する練習の法則』最高の成果を引き出す42のルール

 (※42の法則(本の目次)は文末に記載)

 

ちょっと話しは逸れるけれど、前職で工場勤務をしていた際、数十名いるパートさんに指示を出す際「話しを聞いてください」「注目してください」と大声を出していたけれど、数十分かけても全員の注意を集中させることはできず、正直なところ「聞いてないだろうな」と思いながら、形式的に説明したことを思い出した。

 

“ホイッスル”のシステムを確立する

大きな音を出したり、注意喚起を促すものではなく、「具体的にこの合図が何を意味して、その時何をすべきかを決めておく」ことが重要であると。

 

例えばスポーツのコーチ。プロがたくさん練習しているトレーニングルームで全員の注目を集めるのはたやすくない。どうするのか?

シンプルに手を叩くことにした。初めてそれを使うときには、手を叩くのは会話を中断してほしい意味だと参加者に説明した。作業を中断したくない気持ちは分かるし、申し訳ない思う。みなさんが話し合いを重視しているのは嬉しいけれども、私たちはみんなの時間を大切にして、最大限活用したいから、すぐ指示に従っていただきたい、と説明した。

 

書によると、これが効果を見せたという。

すぐれた練習とふつうの練習(すぐれた組織をふつうの組織の違いとも重なるが)、こうしたシステムを確立して、生産活動の効率を極限まで高めているかどうかだ。こうしたシステムがなければ、練習はとにかく時間の無駄になってしまう。

 

集中すべきこと、やるべきことにリソースを投下するため、その周辺のことをいかにシステマチックにルーチン化しリソースを消費しないようにするか、が肝だと。

体力も知力も、脳のCPUも心のキャパも有限。(効率化できる領域は)省エネでいきたいものです。

 

◆「成功する練習の法則」目次 ◆

① 練習の思い込みを見直そう
  1. 成功を体感できるものにする
  2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
  3.無意識にできるようになるまで徹底する
  4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
  5.目的を目標に置き換える
  6.得意分野を見つけて磨きをかける
  7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
  8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める

② どんな練習にするか考えよう
  9.ゲームを分析する
 10.スキルを分離して個別に練習する
 11.スキルに名前をつけて共有する
 12.スキルを統合して練習を本番に近づける
 13.練習計画を立てて修正する
 14.1分1秒を大切にする

③ 手本を活用しよう
 15.手本と手順書の両方を使う
 16.事前にすべきことを伝える
 17.できそうと思わせる手本を示す
 18.完全な手本を示す
 19.手本をそのまままねさせる
 20.分解して手本を示し、繰り返す
 21.手本に近づく道筋を示す
 22.ビデオを活用する

④ フィードバックをしよう
 23.フィードバックを取り入れて練習する
 24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
 25.フィードバックのループを短くする
 26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
 27.少数のポイントに集中する
 28.フィードバックを日常のことにする
 29.問題ではなく解決側を説明する
 30.フィードバックを定着させる

⑤ 練習できる組織を作ろう
 31.まちがいを練習の一部にする
 32.練習の障害を打ち破る
 33.練習を楽しくする
 34.全員が挑戦する
 35.仲間同士の責任感を強める
 36.練習のための人材を選ぶ
 37.仕事を褒める

⑥ 練習は終わらない
 38.できているかどうか観察する
 39.本番中には教えず、思い出させる
 40.練習について絶えず話し合う
 41.支援を要求のバランスをとる
 42.成功を計測する

 

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