UX KANSAI の見学(に、これから行く)
本日は久々の UX KANSAIのセミナー見学。
UX KANSAIは1年間の連続セミナーを通して(頻度は月1程度)、体系的にUXデザインが学べる場を提供しているコミュニティです。
私は2016年に受講していましたが(全セミナーへの参加は叶わずでしたが)、2017年は受講はせず数回見学している程度。今日は、約半年ぶりの見学のため朝も早よから梅田に向かっています。
あまりにも久々なので復習がてら講師や受講生の方のブログに目を通しているうちに、UX KANSAIに参加する目的(?)みたいなことの言語化をしておきたくなり、忘れないうちにいったん言語化(いったん「仮」)。
目的は「キャリアをデザインするための情報収集」(人と触れ合うことで得られる刺激も含めて)
UX KANSAIで得られることの1つに「ビジネスプランと向き合う体験ができる」ということがあります。UXデザインとはサービスデザインすることであり、是即ちビジネスをプランニングすることである。と解釈しています。
色々忘れているので後で訂正するかもですが、ぱっとはそんな感じ(「体験」を血肉にし、「経験」にまで昇華できるかは受講者次第)。
このことが、今後ビジネスパーソンとして生きていくうえで重要。いま従事している職種という限定的な話しではなく、今後のキャリアをデザインしていくうえで重要なことだから。
※ビジネスプラン(あるいはビジネス)について、日々仕事をしていることで断片的に学べることも多いのですが、全体を俯瞰して捉えることはなかなかハードルが高いのではないでしょうか。
他にも、スタンス面での気付きも多く、それを得るために参加している面もあります。その1つに「継続的な学びが必要である」ことを強く意識付けられるということがあります。
久々に他の方のブログを読んでいて「これなんだっけ?」ということが多い多い。むちゃくちゃ忘れてる。「へぇ~今年はこんなことしてんだ」と思ったら、去年自分のブログにもそのことが書かれてたり。過去の学びが1ミリも記憶に残っていない(涙)。忘れることを前提とした学びの設計が必要!(うわ...あまりにも忘れすぎてて見学して意味あるのか?という気分感に...京都引き返そうかな(笑))。
ばば~っと書きましたが、何事も目的を捉えることは大事。いったん仮で言語化しときまっさ!
分析して手本を示し、くり返す(『成功する練習の法則』読書メモ vol.20)
↓こちらの本の42の法則のうち、20番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
子どもに靴紐の結び方を教えるシーン。結び方の全工程の手本を示し、何度か説明しながらゆっくりと靴紐を何度も結ぶ。
結果は?
子どもはどこから始めるのかさえ覚えていなかった(紐の持ち方さえも)。
こういったことは職場でもあるあるであると。
会社の社員はわからないことを隠すのに躍起になっている。教えるほうはプレゼンテーションをしたり、いろいろなプログラムを使ったり、データを分析したりする手本を見せる。(略)過度に手本を示し、そのあと質問はないかと明るく問いかける。熱心な新人は自分の能力を見せつけようと微笑みながら言う。「いいえ。よくわかりました。これはいつまでに送ればいいでしょう」。新人はその場を去り、たちまち大汗をかいて、まずやるべいことはなんだったか思い出そうとするのだ。
www
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
Photo: https://pixabay.com/
手本をそのまままねさせる(『成功する練習の法則』読書メモ vol.19)
僕は落書きが好きで小学校のころよく絵を描いていた。週刊少年ジャンプを開き、キン肉マンやドラゴンボールを描きまくっていた。その経験から、絵の上達は模写することだって理解した。それと近い話し。
↓こちらの本の42の法則のうち、19番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
上達の近道は、手本をそのまままねすることであると。
人間誰しも子どもの頃は「大人のまね」ばかりしていた。でも、いつの頃か成人するにしたがって、独自性を重視し、正確なものまねを低く評価する。ものまねから抜け出すように人を訓練する。
多くの人は手本を示されると、自分なりの解釈を加えるべきだと感じる。
学習者の中には手本に自分なりの解釈を取り入れようとして失敗し、実行方法ではなく自分に当てはまらないせいだと勝手に考える人もいる。
明らかに技術的なスキル(コンピューターの基盤を入れ替える等)はそのまままねるべきだし、一見ソフトスキルに見えるもの(プレゼンや人とのやり取り等)も、技術的なスキルとして扱えば、もっと簡単に学ぶことができる。
手本をまねるだけでいいと言えば、学習者の自由や創造力を押しつぶしてしまうのではないかと思うかもしれない。しかし実際には、見たことをそのまま行い、考えるより行動し、簡単に成功を目にすることで、人々はより自由になり、そこから優れたパフォーマンスと、さらには創造性がうまれるのだ。
昔、コピーライターの先輩にどうやったらうまくプレゼンできるか聞いたとき、「自分が一番プレゼンが上手いと思う人の真似をしている」と言っていた。
当時はイメージトレーニングの一種と解釈したけれど、おそらくそうではなく、本当にママまねをされていたのだろうなと想像。
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
Photo: https://pixabay.com/
完全な手本を示す(『成功する練習の法則』読書メモ vol.18)
カエルの子は「長い間カエルに育てられるから」カエルになるのか!(産まれ持った云々ではなく、環境(主に教育)に依る)
↓こちらの本の42の法則のうち、18番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
この章に書かれていること(本のまとめママ転記)
学習者に実践してほしいやり方で手本を示す。
教えたいスキルの手本を示すと同時に、その時間を利用して、最終的に学んでもらいたいほかのスキルの手本も示す。
「部下のやる気を引き出して目標以上の売り上げを達成したい」というマネージャー向けの指導
個別に練習を始める前に、主催者側が参加者に対してやる気を起こさせるテクニックの手本を示す。言葉だけではなく、姿勢やアイコンタクト、口調にも気をつける。
あらゆる機会に手本を見せる手法を「スーパーモデリング」という。
「スーパーモデリング」の方法
これはスキルの「浸透」を目的としている。練習時間内に全てのスキルの習得を期待しているのではない。例えば
- 練習中に各人にフィードバックを与えて、フィードバックの手本も見せる
- プレゼンの仕方、プレゼンでタイマーを使って時間管理する方法等も手本を見せる
成功する言葉遣いや会話を参加者が見聞きすればするほど、それらは深く浸透し、習慣になる。
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
Photo: https://pixabay.com/
できそうと思わせる手本を示す(『成功する練習の法則』読書メモ vol.17)
学ぶ立場からすると、とても共感する話し。
↓こちらの本の42の法則のうち、17番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
欲しいのは「正しい方法論」だけではなく、「うまくいくという証拠」
学ぶ人が「手本」のなかに求めるのは、正しい方法論だけではない。うまくいくという証拠が欲しい。
教師を対象とした練習で、優れた教師の映像を使う場合、手本としての価値が高いテクニックが完璧に実演されているだけでなく、現実的で信じられる映像にしなければならない。
もしテクニックにけちをつけることができたら(「映像の教師が成功するのは当たり前だ。あっちは2人で、こっちは一人なんだから!」)、その手本は役に立たない。
似た環境で実演(プッシュイン・モデリング「手本の当てはめ」)
信じられる手本にするひとつの方法は、学習者が行動する状況にできるだけ近づけて手本を示すこと。例えば、会議を円滑に進める新しいテクニックをマネージャーに教えたいなら、そのマネージャーの部下が集まった会議で手本をみせればいい。
学習者にとって重要なのは、手本自体が巧みにおこなわれることより、自分も同じようにできると納得することだ。
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
事前にすべきことを伝える(『成功する練習の法則』読書メモ vol.16)
↓こちらの本の42の法則のうち、16番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
お手本を真似てスキルを身に付けること。これを実施する際に重要なのが「ショットをコール」(すべきことを事前に言う)こと。
これをしないとスキルを身に付けるどころか、成長を阻害するものになってしまうとか。
お手本の何を見るのか先に伝える
例えば営業現場。先輩社員の交渉の場に新入社員が同席する。2つの顧客を訪問。
1つめは重たい空気、沈黙の末に契約成立。2つめは(古くから付き合いのある顧客で)和やかな雰囲気で中で契約成立。
新入社員の目には1つめは失敗。2つめが成功したように移る。そして、自身も2つめのような交渉のあり方を志向する。
しかし、実はそうではない。先輩社員にはそれぞれ目標があった。1つめは結果的に当初想定より規模の大きい契約が成立していた。彼は重要な局面では喋りすぎてしまう傾向があったため、あえて沈黙をし、顧客が納得のいくよう検討し重要な判断を顧客自身が下すようにした。
一方、2つめの顧客については、長年の付き合いだが、顧客の今後のビジネス展開を考慮すると、このタイミングで契約を終了する方が得策だった。そうであるにも関わらず、(長年の取引の実績があり、顧客も任せている安心感もあり)彼は顧客に屈し、数ヵ月後に顧客が腹を立てて新しい業者を探し始めることは分かっていたにもかかわらず、契約を更新した。
1つめの訪問前に、先輩社員が新入社員にこう伝えていれば、新入社員にとってもっと多くの学びが得られる場になっていたはず。
「お客さんに対してこれから私がどうするか見ていて。この数字がお客さんに同意してもらいたい金額。あちらの返答を待つ間、私は黙り込むかもしれない(気まずい雰囲気になると思う)。でも、私がすぐに話し出したら、それはたいていこちらが要求した金額を撤回するという意味だから。目標を達成するために、他に私がどんなテクニックを使うか気をつけていて」
どこに注目すべきか分からない
悩んでいる教師はよく、すぐれた教師に授業を参観させてほしいと頼む。
自身の課題を見つける良い方法のように見えるが、実はこれは良くない。
問題はどこに注目すべきか分からないことだ。指示の与え方を見るべきときに、教室内の張り紙を見ているかもしれない。
授業が進むにつれて、すぐれた教師が使う個々のテクニックを見分けて整理することなど誰にもできなくなる。
観察しているほうがとりわけ目利きで、教師の意図的な動きの一つひとつを識別できない限り、手本の何が成功をもたらしているのかを勝手に判断してしまう。
目的の意図と、それに対する行動を意識し、そこに集中することが大事なのですね。ふむー。
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
Photo: https://pixabay.com/
手本と手順書の両方を使う(『成功する練習の法則』読書メモ vol.15)
山本五十六氏の名言の最初の方「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ(続く)」を思い出した。
↓こちらの本の42の法則のうち、15番目の法則。
(※42の法則(本の目次)は文末に記載)
実際のロールプレイング(※要フィードバック)とマニュアルの両方を使うが吉と。
とある新卒の超優秀なデニスの例。非営利団体の開発事業部に就職。めきめきと頭角を現し、上司も一目置く存在に。意欲もある彼女に上司が新たな仕事を。それは出資してくれそうな人に電話をかけて、団体への関心を調査するというもの。
ところが彼女は電話が超ニガテ。
それを察した上司は、電話が得意なヘレンと練習する時間を設けた。
ヘレンはまず電話のかけ方をいくつかに分類して、概略を「手順書」にまとめ、それぞれに自分の話し方の例をつけた。その手順書を使ってデニスと話し合い、質問に答え、柔軟性があるところと、ないところ(つまりデニスがアドリブを入れていいところ、いけないところ)を説明した。そのあとへレンはデニスのために「手本」を示した。あらかじめ受け答えを練習しておいてもらった同僚に電話をかけ、一通りの流れを見せた。さらにそれを録音して、デニスと話し合うときに、必要な箇所がすぐ再生できるようにした。
私が新卒時に勤めたいた会社では電話でアポイントをとる業務が必須でした。上司にロールプレイングをしてもらっていたのだけれど、それがどこか恥ずかしく、どこか「(こんな出来レースで)意味あるのか?」と思ったけれど、実際に回数を重ねると、本番の電話でも緊張せず、緊張しなければ心に余裕が生まれて色々話せた経験があります。
ロープレって、大事ね。
◆「成功する練習の法則」目次 ◆
① 練習の思い込みを見直そう
1. 成功を体感できるものにする
2.最大の価値を生む20%に集中して取り組む
3.無意識にできるようになるまで徹底する
4.無意識にできるようになれば、創造性が解き放たれる
5.目的を目標に置き換える
6.得意分野を見つけて磨きをかける
7.実践練習ではなく反復練習でこそ上達する
8.批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
② どんな練習にするか考えよう
9.ゲームを分析する
10.スキルを分離して個別に練習する
11.スキルに名前をつけて共有する
12.スキルを統合して練習を本番に近づける
13.練習計画を立てて修正する
14.1分1秒を大切にする
③ 手本を活用しよう
15.手本と手順書の両方を使う
16.事前にすべきことを伝える
17.できそうと思わせる手本を示す
18.完全な手本を示す
19.手本をそのまままねさせる
20.分解して手本を示し、繰り返す
21.手本に近づく道筋を示す
22.ビデオを活用する
④ フィードバックをしよう
23.フィードバックを取り入れて練習する
24.フィードバックをまず活用し、あとで考える
25.フィードバックのループを短くする
26.フィードバックの「ポジティブな力」を使う
27.少数のポイントに集中する
28.フィードバックを日常のことにする
29.問題ではなく解決側を説明する
30.フィードバックを定着させる
⑤ 練習できる組織を作ろう
31.まちがいを練習の一部にする
32.練習の障害を打ち破る
33.練習を楽しくする
34.全員が挑戦する
35.仲間同士の責任感を強める
36.練習のための人材を選ぶ
37.仕事を褒める
⑥ 練習は終わらない
38.できているかどうか観察する
39.本番中には教えず、思い出させる
40.練習について絶えず話し合う
41.支援を要求のバランスをとる
42.成功を計測する
Photo: https://pixabay.com/